日本のことわざを英語でどう表現する?

日本には、たくさんのことわざがありますよね。
それと同じように外国にもおもしろいことわざが、いろいろとあるんですよ。
せっかく英語を学習するなら、こういったことわざを英会話の中でも気軽に使えたら、こなれた印象になるはず。
きっと、英語でのコミュニケーション力がぐっと上達するでしょう。

日本のことわざを英語でどう表現する?

 

言い回しは違うけれど、日本と同じ意味の英語のことわざ

まずは、ちょっと聞いただけでは意味がわりにくい、日本語とは違う言い回しの英語のことわざをご紹介しましょう。
このようなことわざは、最初はとっつきにくくて難しく感じるかもしれません。
しかし、その国の風土が反映されていたり、使われている単語やシチュエーションにお国柄が表れていたりするので、おもしろいですよ。

ことわざ Bite the hand that feeds you.

直訳:食べさせてくれる手を噛む
日本語:恩を仇で返す
自分に親切にしてくれた人を裏切る行為を表わすことわざです。日本でもよく使われますね。
この英語での表現は、「犬でも、餌をくれる飼い主は噛まないのに」ということから、このような言い方が生まれたそうです。

 

ことわざ Prevention is better than cure.

直訳:予防は治療に勝る
日本語:転ばぬ先の杖
何か問題が起こる前にしっかり準備をしておきなさい、という意味のことわざです。
英語ではこのように、よりダイレクトな表現になります。

 

ことわざ Wonders last but nine days.

直訳:驚きは9日しか続かない
日本語:人の噂も七十五日
何事も時間が経てば忘れられるものだ、ということわざです。
おもしろいのは、日本では75日なのが、英語では9日と、日数がずいぶん違うこと。
英語圏の人たちは忘れっぽいのでしょうか(笑)
9日間なら、気楽に我慢できそうです。

 

ことわざ It’s no use crying over spilt milk.

直訳:こぼしてしまった牛乳について嘆き悲しんでも仕方がない
日本語:覆水盆に返らず
一度起きてしまったことは二度と元には戻らない、ということわざです。
日本では水で表現されていることが、英語ではミルクを使われているところに、文化の違いが感じられるのではないでしょうか。

 

ことわざ Do not count one’s chickens before they hatch.

直訳:鶏が孵化しないうちに数え始めるな
日本語:捕らぬ狸の皮算用
まだ手に入れてもいないのに、それをアテにしてあれこれと計画を立てることを表わすことわざです。
日本語では狸、英語では鶏と、使われている動物は違いますが、意味は同じだと何となくわかりますね。

 

ほとんど日本と同じ!すぐに意味がわかる英語のことわざ

日本のことわざと同じ単語や言い回しがされているため、すぐに意味がわかる英語のことわざもあります。こういったことわざのほとんどは、外国にもともとあったことわざが日本に伝えられて、翻訳されたものがほとんどです。

“Rome wasn’t built in a day.”
ローマは一日にしてならず

 
“Time is money.”
時は金なり
 
“Kill two birds with one stone.”
一石二鳥

 

いかがですか?
詳しく解説しなくても、すぐに相応する日本語のことわざが頭に浮かぶのではないでしょうか。

 

日本語にはない、英語ならではのことわざ

最後に、英語特有のことわざも、少しだけご紹介します。日本語にはないことわざですが、きっと「なるほど、うまいことを言うな」と感心しますよ。

ことわざ One man’s trash is another man’s treasure.

直訳:ある人にはゴミでも別の人には宝物になりえる
意味:価値観は人によってそれぞれだ
どの国に住んでいようと、人間関係に悩む人は多いようですね。
自分の違う意見や考え方をする相手と関わらなければならないとき、このことわざを思い出して、なんとかうまくやろうとするのではないでしょうか。

 

ことわざ If it isn’t broken, don’t fix it.

直訳:壊れていないものは直せない
意味:すでにうまくいっているものを改善しようと思ってはいけない
向上心や「もっと効率的にしよう」と工夫するのはすばらしいことですが、完璧主義になりすぎるのは考えもの。
几帳面すぎると言われる日本人にこそ、覚えてほしいことわざです。

 

ことわざ A storm in a teacup.

直訳:ティーカップのなかの嵐
意味:大した問題ではないにもかかわらず大騒ぎしていること
このことわざは日本にはありませんが、こういう人をたまに見かけるのではないでしょうか。
「重箱の隅をつつく」に少し似ていますが、ニュアンスがかなり違います。
このことわざを使えば、口うるさく大騒ぎする人に対して、ユーモアで対抗することができそうです。

 

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