最強の言語はなに?言語にまつわる世界事情

世界にはどのくらいの言語があるか、考えたことはありますか? 日本語以外にも英語や中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、ベトナム語…くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、全部でどれくらいの言語が存在するかなんて、想像もつかないのではないでしょうか。
そこで今回は、世界の言語をテーマにお話しをしたいと思います。世界にはどんな言語があるのか、世界で一番多く使われている言語はどれなのか? また、世界で一番難しいとされる言語についても調べましたので、詳しく解説しましょう。

最強の言語はなに?言語にまつわる世界事情

 

世界に存在する言語、使っている人が多い言語

●世界に存在する言語
世界にはどれくらいの数の言語があるのかな…と考えるとき、まずは「どれくらいの国がこの地球には存在するのかな」というところから計算しようとする人が多いのではないでしょうか。実際にはこの地球に、200ヶ国ほどの国が存在します。そうすると、言語についても同じくらいの数だろうな…と思ったら大間違い! 実は世界には、7097という数の言語が存在するのです。(2015年版Ethnologueによる)

ちょっと信じられないかもしれませんね。ですが、このうちの約2000言語は1000人以下の話者しかおらず、別の主要言語に移行しようとしていのものもあります。グローバル社会と言われている現代、それぞれの国の文明が進むにつれて、より多く使用されている他言語へと移行をする傾向があるのです。こういったことを踏まえて、言語学者の多くが「3000を超える言語が次世代にはなくなってしまう」と予測しているほど、この言語の数は危うくなってきています。

 

●使っている人が多い言語
これは、何をもって「使っている」とするかによっても違ってくるでしょうが、ここでは母語話者と第二言語話者を足した数でみていきましょう。数が多い順に挙げていきます。(2015年版「Ethnologue」の、「母国語と第二言語話者数のランキング」からご紹介します)

1位・中国
(母語話者:8億9900万人/第二言語話者:1億7800人/計10億5100万人)

2位・英語
(母語話者:3億3000万人/第二言語話者:5億1000万人/計8億4000万人)

3位・スペイン語
(母語話者:5億人/第二言語話者:7000万人/計5億7000万人)

4位・ヒンドゥー語
(母語話者:3億7000万人/第二言語話者:1億2000万人/計4億9000万人)

5位・アラビア語
(母語話者:2億9000万人/第二言語話者:1億3200万人/計4億2200万人)

 

世界で一番使われている言語

では、世界で一番使われているといえるのは、どの言語なのでしょうか?
これは、母語話者と第二言語話者、そして言語習得者を合わせた数でみていきましょう。多い順から並べていきますよ。(「Statista」の「The most spoken languages world wide」からご紹介します)

1位・英語(15億人)
2位・中国語(11億人)
3位・ヒンドゥー語(6億5000万人)
4位・スペイン語(4億2000万人)
5位・フランス語(3億7000万人)

言語習得者まで合わせた数は、やはり英語が一番ですね。英語を公用語や準公用語として使用している国も多いので、納得の結果です。英語を母国語としない国へ行ったとき、現地の言葉はわからなくても、英語を話したら何とかなることもありますよね。

 

世界で一番難しいとされる言語

日本語は世界の中でも難しい言語と言われますが、一番難しい言語はどれだと思いますか?難しいと言われている順にご紹介しましょう。

1位・中国語(話者は13億人以上)
母国語話者が世界最大の言語、中国語。漢字などの表記に加え、地域によっては「これが同じ中国語?」と思わず言ってしまうほど多種多様な方言が存在します。

2位・アラビア語(話者は約2億3500万人)
アラビア語といえば、あのニョロニョロとした文字を思い出す人は多いのではないでしょうか。実は、アラビア語を公用語とする国は年々増えてきているのですが、難易度が仲居言語のため、簡単には習得できないでしょう。

3位・ベトナム語(話者は約7000万人)
近年急成長を遂げているベトナム。その公用語であるベトナム語は、日本語と同じく、中国語からの影響を強く受けている言語です。そのため漢字表記も多いのですが、さらにラテン文字も使われているので、聞いただけでも難易度が高いのがわかるでしょう。

4位・タイ語(話者は約5000万人)
全世界という視点からすると、タイ語はかなり難易度が高い言語と言われています。ただ、日本人にはとっつきやすいかもしれません。文法が日本語と似ているので、その点では理解しやすいでしょう。ただ、発音は難しく、タイ語を学んでいる日本人でも、現地の人たちと意思疎通をはかるのは難しいようです。

5位・アイスランド語(話者は約30万人)
アイスランド語は、1000年以上昔からほぼ変化がない言語と言われています。
なので、アイスランド語を理解できれば、1000年以上昔の歴史的文献を読むことも可能ということ。習得は難しいですが、かなり貴重な言語なのです。

 

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